暑中お見舞い申し上げます 〜 市民の力が政治を変える
8/25 埼玉県知事選挙 棄権せず投票に行こう
今年は選挙イヤーと言われ、
- 4月 統一地方選挙(市議・市長、県議)
- 7月 参議院議員選挙
- 8月 埼玉県知事選挙
- 10月 参議院議員補欠選挙
が行われます。われわれ北本市議会議員は、4月に選挙が行われ、市長も交代、北本市議会は新しい体制で活動が始まっています。
公職選挙法は、公職者(選挙で選ばれた者)に種々の制限を課しています。例えば選挙後に、ご支援いただ方々にお礼のあいさつをすることは、事後運動(活動)として禁止です。
また、選挙運動期間中は、一切の政治活動が禁止されます。例えば知事選挙運動期間中は、知事選挙運動以外の政治的活動はできません。
さて、選挙の投票率が低下しています。4月に行われた北本市議会議員・市長選挙は、48.64%で前回の55.05%から6.41%低下しました。50%を割り込んだのは初めてのことです。
その内訳をみると、20歳から40歳までの投票率は30%前後で、60歳以上の高齢者の投票率は、70%前後でした。北本市の未来を担う若い人が、選挙に行かないことは、未来の建設の展望が開けません。選挙に行かない理由は、「政治に期待していない」また、「諦めている」と言われています。
北本市政や北本市議会に対する「不参加」であるとしたら、若い人が市外に転出することを容易にしている背景かもしれません。
先に行われた参議院選挙でも投票率は50%を割り込み、これまでで2番目に低い投票率となりました。選挙は、代議員制民主主義にとって、市民・国民の将来を決定づける重要な「権利(意思)の行使」です。ぜひ投票に行ってください。
新党市民の力は、大野もとひろの政策に賛同 !
南団地集会所で初めての報告会。北部公民館と合わせ80人を超える参加者
ゴミ処理新施設整備事業で活発な意見交換
7月の参議院議員選挙が終わった28日(日)と29日(月)の二日間、議会報告会を開催しました。2日間で80名を超える参加者でした。選挙後の臨時会と6月定例会を中心に報告しました。
私は報告会を、初めて南団地集会所で開催しました。30人を超える方が参加しました。6月議会で可決した「(市長公約)南部新駅・圏央道・上尾道路周辺の活性化調査」(調査費2千万円)について説明しご意見をいただきました。
情報公開(透明性と説明責任)に課題
南団地集会所及び北部公民館共通のテーマは、現在鴻巣・行田・北本の3市で進めている「ごみ処理新施設整備事業」の進捗と方向性についてでした。
今回工藤日出夫は、この組合議員として北本市議会で選出されました。私の他に3人です。6月に臨時会が開催され、工藤は組合議会の議長に選出されています。
新しいゴミ処理施設は、現在の吉見町にある中部環境センターの老朽化に伴い、平成25年に3市で一部事務組合の設置、建設地は鴻巣市と基本合意しました。
建設地は、平成28年に鴻巣市安養寺(鴻巣カントリーC隣接)に選定しました。また、平成29年には基本計画策定、新施設整備検討委員会で議論してきています。平成31年3月には、これまで稼働を平成35年としていましたが、働き方改革を受け、一年延ばし令和6年12月と変更しました。
しかし、鴻巣市議会議員から「建設地は地盤が軟弱であり、またこの地域は鴻巣市長の関係者が地主に多く、コンサルと事務局が恣意的にこの場所に決めている」と、選定に疑義を指摘しています。いまだ真相は不透明のままです。
私は、選定の疑義は明らかにすべきと考えますが、基本的に選定の基準と定義は、「地盤の地質・強度」が最適であるか、地域住民の環境は整っているかということだと考えます。地盤の強度は、重量感ある建物に耐えられるか。地震等の災害に耐えるのかです。
現在は、建築技術が向上し、軟弱な地盤でも工事はできるようですが、建築費の高騰につながります。この地盤の問題が最大の課題です。
このような中、行田市長が選挙で交代しました。交代した石井新市長は、「最も経済的な建設費にしなければ。それには行田市所有の焼却施設用地も検討せよ」と提言しています。現在稼働の施設の老朽化問題もあり、先延ばしが出来にくい中で、合理的な建設費をどう導きだすか。重大な局面を向かえています。
私は、基本計画で示された、施設建設費約240億円、維持管理費20年間で約170億円、さらに用地費、地元対策施設費などで総額500億円。それに処分費という将来負担を最小限にすることが絶対的使命であり、それらをしっかり調整することが急務であると考えています。