北本の未来は選挙が決める
北本市政の後退を、北本市長の交代で前に !!
4.21 トップを代えて暮らしの安心と希望を
北本市議会議員工藤日出夫と三宮ゆきおは、4月21日に行われる北本市議会議員と市長選挙を見据え、理念・政策を一致させ力を合わせて市政の改革に取り組むことに合意しました。
北本市政は、長期政権の石津市長から現王園市長に変わり「市政一新」を期待しました。しかし、その後の市政運営はビジョンもなく稚拙な対応で議会を混乱させ、議会は「問責決議」を全員賛成で可決しました。
このたび「現市政の後退」を「現市長の交代」で、市民の暮らしの安心と希望を前へ進める決意を強くしました。
少子高齢化と人口減少の危機的課題を克服するため次の政策を進めます。
1. 子ども・若者・女性1憶円プロジェクトの推進
1億円の財源で、子どもと子育て・若者・女性が安心して希望のもてるまちづくりを、若者会議設置してみんなで決めます。
2. デマンドバスの鴻巣・桶川市への乗り入れ
3. 駅東口駅前広場に屋根の設置
通勤・通学など駅東口を利用する市民が雨でも安心な屋根を設置します。
4. 宮内の緑地を公有化する
5. 水道の民営化はしない
6. 医療・介護体制の改革
健康・医療・介護の高齢化への課題を包括的に解決する医療福祉体制の構築を図るため、地域医療守る条例や市に「医療課」の設置をします。
7. 納骨堂の整備
8. 人材誘致と起業支援(起業スタートアップセンター設置)
9. 子ども目線の教育改革市民会議設置
10. マンション管理条例の制定
の政策合意をしました。工藤と三宮は北本市を変えます
任期最後の3月議会閉会〜課題積残し後退を交代で
北本市議会は、任期最後の3月議会を閉会しました。いよいよこれからは、4月21日の選挙に向けて政治は動き出します。
さて、今議会は、平成31年度の一般会計及び特別会計予算、平成30年度の補正予算、いじめ防止条例などの議案が提出されました。また、議員提出議案として「宮内の緑地の公有化を求める請願」等請願2件、健康福祉常任委員会提案の「自殺防止条例」が提出されました。
審議の経過と結果は以下の通りです。
平成31年度予算可決
平成31年度一般会計予算は202億2,200万円(前年度比6億2,800万円増)でした。
人口減少へ対応するリーディングプロジェクトへ重点的に対応したと説明されたが、これで現下の人口問題が解決されるというエビデンス(根拠)があるわけでなく、前年踏襲でした。
建設経済委員会は「否決」すべきとしましたが、本会議は賛成多数で可決しました。
久保区画整理不安残し予算可決
平成31年度久保特定土地区画整理事業特別会計予算6億5,820万円(前年比2億3,950万円)は、建設経済委員会は「否決すべきもの」としました。
私は、久保区画整理事業は、資金計画も事業計画も破たん状態であり、完了見込みの平成37年度(6年後)も困難であり、早期完了に向けた抜本的な改定が必要であり、今年度は事業執行を一時中断し、住民の理解が得られる改訂に取り組むべきと考え反対しましたが、賛成多数で可決しました。
泥沼化している事業です。早期完了に向け、事業の長期化と財源の過剰投資は避ける必要があります。
桜国屋リニューアル事業費可決
桜国屋のリニューアル事業費(地方再生:1億6千万円)は、建設経済委員会で「否決すべきもの」と議決したが、本会議に置いて賛成多数で可決しました。
この結果、この事業費は議会が認めました。東口の駐車場を廃止する条例の時と同じ構図です。
この施設で、5年後に売上を4億円(現在3億円)を見込んでいますが、農業振興はほとんど不可能です。北本市の農業改善は、家族経営の改善と農地の付加価値的(農業生産の多様化とと土地利用)活用のイノベーションと考えています。
これほどの費用をかけて、地域経済の振興を図るというが、わたしには理解不能のままです。従来の手法の延長に活路があるとは思われません。
いじめ防止条例内容不備で否決
いじめ防止条例は、総務文教委員会で「否決すべきもの」とし、本会議で修正案が提出されましたが、否決され、原案も否決されました。
現在子どもは、いじめや虐待で命を失う事例が増えています。特に教委や学校(教師)の対応に問題があることが多く、またいじめの要因も複雑多様化しています。
本条例案は、それらの位置づけが不明確であることから議会はやり直しを求めて否決しました。
自殺防止条例制定
このほかにも、健康福祉常任委員会(渡邊良太委員長)が2年間調査協議した「自殺防止の条例」は、全員賛成で可決しました。
障がい者の親たちが「教育センター跡地を障がい者施設の環境整備を求める請願」は、全員賛成で策されました。グループホームの設置を求めています。
編集後記・雑感
任期最後の定例議会が閉会しました。私にとっては、これまでにない戸惑いの多い4年間でした。
市長を代えるために、多くの支援者の期待を無にし、一本化に応じ代えることができました。
しかしながら、期待した市政一新は、ビジョンも覚悟もなく、稚拙な議会対応で混乱させ、北本市で初めての「市長問責決議」を受けるという、極めて不名誉な状況でした。
私は、多くの市民から「責任をとれ」と指摘され、現王園市長に問題点を厳しく指摘しました。
それは私が議員であり、当然の職責ですが、同時にこの状況は想像だにしませんでした。
今、この4年間の肩の荷を下ろし、気持ちの整理をさせ次の新しい荷を背負う覚悟を高めています。北本市の現状を好転させ、新しい成長戦略を決めるのは議会です。その責を全うします。